2005年10月28日 星期五

天野月子~『聲』



たとえば海の底で
あなたが生きているのなら
わたしは二本の足を切って
魚になろう

深みへ堕ちるほどににあなたが近づくのなら
果てない闇を彷徨う影に
なってもいい

艶やかに漂うわたしの陽炎
叶わない現実(ひび)に溺れていただけ
あなたはいない
わかっている
わかっている

昇る 昇る 太陽が
わたしの場所を浄化する
青く刻む刻印を
温い温い風がさらっていく

たとえばこの言葉が
あなたに届くのならば
わたしの声帯を取り上げて
捨ててもいい

鮮やかな傷を失くした現在(いま)を
何もかも奪うあなたの温度を
求めていた
求めていた
幻でも

消える 消える むくもりが
わたしの場所を連れていく
罪を拭うその腕に
抱かれながら眠りにつきたい

昇る 昇る 太陽が
わたしの場所を浄化する
罪を拭うその腕に
抱かれながら眠りにつきたい
消える 消える むくもりが
わたしの場所を連れていく
青く刻む刻印を
温い温い風がさらっていく

蝕んでいく 記憶の破片 わたしを塞ぐピアスが足りない
忘れてしまう ぼやけてしまう あなたの聲が雑踏に消える
蝕んでいく 抜け落ちていく わたしを塞ぐピアスが足りない
跡形もなく 忘れてしまう あなたの聲が雑踏になる


中譯

如果你生存在海底的話
我會捨去我的雙腿變成魚吧

若是往越深的地方墜落就能更接近你的話
就算像永無止盡地在暗闇中徬徨的影子一般,也無所謂

艷麗的飄浮著的我的虛影
只是沉溺在那無法實現的現實中而已
你已經不在了
我知道的...
我知道的...

昇起 昇起 的太陽
淨化了我所在的地方
溫暖的風掠走了青色的刻印

如果這些話能夠傳達給你
就算要取走我的聲帶,捨去也不可惜

失去鮮明傷口的現在
我祈望著奪走我一切的 你的溫暖
祈禱著,即使是幻想也好

消失 消失的溫暖
給帶到了我的所在之處
用那拭去罪罰的手
抱著我讓我漸漸入眠

昇起 昇起 的太陽
淨化了我所在的地方
用那拭去罪罰的手
抱著我讓我漸漸入眠

消失 消失的溫暖
給帶到了我的所在之處
溫暖的風掠走了青色的刻印

被侵蝕的 記憶的碎片 無法填滿封閉住我的耳環
漸漸忘記 漸漸恍惚 你的聲音漸漸消失在人群中
侵蝕 脫落 封閉住我的耳環再也無法填滿
無形地 漸漸忘記 你的聲音已經成了人群的吵雜聲

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